仏果を得ず
2008-11-25(Tue)
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![]() | あやつられ文楽鑑賞 (2007/05) 三浦 しをん 商品詳細を見る |
通算3度は読んでいます。大桑村図書室で借りて。

これだけ読みたいけれど購入をためらうのは・・
文楽にはまるのが怖いからです。
三浦しをんが無知識で文楽を知り、
そこから文楽を知りながら
惚れて惚れて惚れ込んで書いたのが
「仏果を得ず」。
彼女のストーリーづくりのうまさは
箱根駅伝を陸上未経験の学生が目指す
(10名の駅伝を2名の
故障持ち陸上選手と
8名の陸上未経験学生で目指す)
「風が強く吹いている」で知りました。
第二の宮部みゆき的な物語作りのうまさがあると感じています。
「仏果を得ず」は主人公の不器用さ、芸に向けるひたむきな心、
恋を知って芸がかわっていくおもしろさ、
人間としての気持ちの揺れ。。
そして主人公をとりまく文楽の人々、
修行の日々、日常の人々。。
それらがあいまってなぜか泣けるくらいいい作品です。
これで何で泣けるのか?私も今ひとつ疑問ですが
とてもいいです。ぜひご一読を。





